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日本では旅鳥として春秋の渡りの時期に見られるが、本州中部以南の地域では、冬鳥として越冬しているものもある。冬羽は全身灰白色で翼の縁の部分が黒い。夏羽では頭と背中、羽は赤褐色で、腹と喉が白色である。雌雄同色である。海岸の砂浜や岩場、河口、干潟などに生息する。数羽から数十羽の群れで行動していることが多いが、時には数百羽の大群を形成することもある。砂浜の波打ち際を走り回りながら、貝類や甲殻類、昆虫類などを捕食する。岩場の海藻類や苔類を食べることもある。
分類:チドリ目シギ科 |