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山地〜亜高山帯の林内などに生え、幹の高さが50〜100センチになる落葉低木で、雌雄異株。
幹は分枝せず、針状の刺が密生する。幹頂から伸びる円錐花序に、直径約5ミリの淡緑色の花を多数つける。葉は互生し、直径20〜40センチの掌状で、7〜9個に裂ける。裂片の縁に鋸歯があり、先は針状にとがる。葉柄・葉脈に針状の刺がある。果実は直径約6ミリのやや扁平した球形で、赤く熟す。
和名は全体に針状の刺があり、葉の形が蕗に似て大きいことに由来するという。しかし、形は蕗の葉とは似ていないと思うが?
分類:ウコギ科 ハリブキ属 |